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QualiArtsengineer blog

新卒がランチクエストしたら圧倒的に経験値が溜まった話

新卒がランチクエストしたら圧倒的に経験値が溜まった話

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はじめまして。
サイバーエージェントスマートフォンゲーム・エンターテイメント事業部(SGE)に所属する子会社QualiArtsの20新卒エンジニアの片岡/塩塚/末吉/山本です。今回は、先日実施した先輩エンジニアへの「ランチクエスト」で圧倒的に経験値が溜まったと感じた話をいくつかピックアップして紹介します。

また、本記事はQualiArtsの定期ブログ「QualiArts Tech Note」第5弾の記事となります。QualiArtsでは会社で使われている様々な技術の知見をブログとして配信しています。興味のある方は他の記事もチェックしてみてください。

ランチクエストとは

新卒エンジニアと先輩エンジニアの交流を目的としたイベントで、今年はリモートでの開催となりました。今回ランチクエストは新卒4人、内定者1人が実施し、19人の先輩エンジニアが参加してくださいました。それぞれ新卒と内定者が2~3名、先輩エンジニア3名の6人1チームに分かれ、合計6回のランチクエストを実施しました。ランチクエストの内容は特に決まっていなかったのですが、今年は事前にいくつかの質問を用意し、新卒から先輩エンジニアに向けて普段疑問に思っていることをお聞きしました。

(左から)片岡、塩塚、末吉、山本

新卒プロフィール

片岡 佳椰(Kataoka Keiya)
Unityクライアントエンジニアとして入社し、新規プロジェクトの開発に携わる。アウトゲーム開発の経験値を蓄積中の読売ジャイアンツ信者。

塩塚 勇気(Shiotsuka Yuki)
Unityクライアントエンジニアとして入社し。TechnicalArtist室に所属し、テクニカルアーティストとしてクリエイターの業務効率化に携わる。

末吉 貢(Sueyoshi Mitsugu)
サーバーサイドエンジニアとして入社し、新規プロジェクトの開発に携わる。サーバーだけではなく、インフラやツールの開発も行っている。

山本 優威(Yamamoto Yui)
Unityクライアントエンジニアとして入社し、運用タイトルに携わる。業務ではアウトゲームからインゲームまで幅広いクライアント領域で開発経験を積んでいる。

1年目に期待すること、意識すると良いことは?

塩塚:1年目に期待すること、意識すると良いことは何でしょうか?

先輩答えを求めすぎないことかな。先輩に相談する時に「どうすれば良いですか」と聞いてしまうと、自分で考える癖がつかなくなってしまうよね。今後のことを考えると、ちゃんと自分で考えて表現する力を鍛えて欲しい。

塩塚:そうですね。私は失敗を恐れて先輩に全部聞いてしまう癖があるので気をつけたいです。

先輩:報連相は大事だけど、「こうしても良いですか?」の提案も一緒にできると良いね。それに、新卒は失敗が許されるから恐れずにどんどん提案して欲しいな。

塩塚:自分なりの考えを持った上で相談出来るようになりたいです。こういうことのを聞くのは変かもしれませんが、新卒の失敗って許されるものなのですか?

先輩:良い質問だね。QualiArtsでは新卒はボーナスステージってよく言われてて、失敗しても先輩がカバーしてくれるし、挑戦して成功したら評価して貰いやすいよ。長い目でみて成長してくれれば大丈夫!

塩塚:そうなのですね!肩の荷が下りました。他にも、新卒の時に意識しておくことはありますか?

先輩:他には自分のやりたいこと/やれることを見つけることだね。とはいえ1年目は右も左もわからないと思うから、どんどん挑戦して経験するところから始めてみて欲しい。

塩塚:やりたいことですか…まだ入社半年で手持ちのタスクでいっぱいいっぱいで、見つけるとかは考えれてないですね。挑戦をあんまりできてないです。

先輩:徐々に余裕が出てくると思うから、先輩のタスクを分けてもらうところから挑戦してみるといいよ。失敗してもカバーがしやすいしね。

塩塚:確かにそうですね!先輩に「何か自分に出来るタスクはありますか?」と聞いたら新しいことにチャレンジ出来るかもしれませんね。

先輩:そうそう。技術だけじゃなくて、他セクションと関わる仕事とかもチャレンジして、自分なりの働き方を見つけていってほしいね!

リモートワーク中に心がけていることは?

片岡:リモートワーク中に心がけていることはありますか?

先輩:オンラインミーティングでは決められた時間が過ぎると切れてしまうので、時間内に終えられるように要点を事前にまとめて伝わりやすくしてるね。

片岡:リモートだと相手の反応がわかりにくいですよね。

先輩:そうそう、だからこそリモートじゃない時より事前に資料をしっかり用意したり、目を通しておいたりしている。

片岡:僕もオンラインミーティング前に事前に気になる点や質問事項を連絡することで、時間を無駄にしないようにしてみます!業務以外で心掛けていることはありますか?

先輩:会社に通勤しないから歩かないし、ずっと座りっぱなしでよくないと思っているからできるだけ運動をしようと心掛けてるね。

片岡:僕も運動する機会が通勤だけなので、何か始めようかなと思っていました。どんな運動をしているのですか?

先輩:家に籠もりがちだからこそ室内でも体を動かすようにしていて、腕立て伏せなどの筋トレだったり、リングフィットもやったりしているよ!

片岡:リングフィットですか!社内でも流行っていますよね。

先輩:楽しいし、業務の休憩中でもさくっとできて気持ちも切り替えられるからおすすめだよ。筋トレでもリングフィットでも続けていけるものを見つけてみるといいね!

片岡:運動は続けてこそですもんね。僕もリングフィットが気になっているので、買ってみようと思います!

仕事で悩んだ時は?

末吉:仕事で悩んだときはどうすれば良いですか?

先輩:まず、これは自分の状況を整理することが大切だね。「解決方法が分からなくて悩んでいる」のか、「何に対して悩んでいるのか分かっていない」のかを切り分けた方が良いと思う

末吉:両者にはどんな違いがあるのでしょうか?

先輩:前者は先輩が一緒に考えてあげることが出来るけど、後者に関してはこっちもどうやって助け舟を出せば良いか分からないからね。イメージだけど、新卒は後者のパターンが結構多いんじゃないかな。

末吉:僕は完全に後者のパターンが多いです。あまりにも分からないことが多い時に、何に対して悩んでいるのか自分で言語化出来ないまま先輩に相談してしまったことが多々ありました。

先輩:最初はしょうがないよね。

末吉:後者のような状態になった時の対処方法などありますか?

先輩:1番良い方法は、自分の悩んでいることを書き出してみることだね。どうしても自分の頭だけで考えてしまうと問題の整理が出来なくなってしまうから、まずは自分が何に対して悩んでいるのかをスケッチブックでもパソコンのメモでも良いから書き出してみる。そうすることで、かなり自分の頭の中が整理されると思うよ。

末吉:なるほど…今まで自分の頭の中で悶々と考えていただけでした。そういうアプローチの仕方もあるのですね。

先輩:そうそう。実はこうやって問題を整理すると、何に対して自分が悩んでいるのかを客観的に知ることが出来るから、先輩に頼らなくても勝手に自分で解決出来るケースもあるんだよね。

末吉:そういえばタスクが多くなってパンクしそうになっていた時に、今やるべきことと来週にやれば良いことを切り分けてメモ帳に書いたらその日の仕事に集中出来るようになったことがあります。

先輩:良いね!そういう風に、自分の頭の中を整理するために何かに書き出してみるのは今後も大事になってくるから、是非取り入れていって欲しい!

仕事を効率よく進めるテクニックとは?

山本:仕事を効率よく進めるテクニックを教えてください。

先輩:まずは自分でタスクの優先順位を決めると良いよ。

山本:実はまだタスクに対して優先度付けや工数を割り出すのに慣れていないです…どうしたらいいですか?

先輩:はじめは優先度を決めたら先輩に確認してもらうといいね。あとは期限が決まっているものや、他の人を待たせるタスクは優先度が高いと思うよ。チームで仕事をする場合、相手の状態で優先度が代わることもあるからこまめなコミュニケーションが大切だね

山本:工数はオーバーしてしまうことが多く、苦手意識があります。

先輩:まずは効率化というよりも時間の管理から始めた方が良いかも!例えば5分や10分程度で終わるような仕事は後回しにしないで、先に終わらせるとか。逆に時間がかかるような仕事は何時間何分以内に終わらせるとか自分にルールをもうける感じかな。

山本:それはいいですね、まずは時間を管理するところから始めます!

先輩:他にも自分の身の回りから効率化していけば、自ずとプロジェクトや会社全体へと視野が広がって気付きやすくなると思うよ!

最後に

入社したタイミングがちょうどリモートワーク中だったこともあり、もう少し先輩の皆さんと交流できたらと思っていたので、オンラインでのランチクエストはとってもいい機会になりました。ランチクエストを通して、先輩たちから交流できただけでなく、働く上でのいろんなアドバイスをいただくことができました。実施したタイミングも9月と、配属されてちょうどいろんな悩みが出てくるタイミングだったので、自分の仕事、働き方を見つめなおす機会にもなりました。今回は、技術記事ではなくどんなエンジニア施策をしているのかという記事でしたが、少しでもQualiArtsの雰囲気が伝わっていれば嬉しいです。

QualiArtsエンジニアブログ編集部です。