QualiArtsの開発ディレクターの役割
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はじめに
株式会社QualiArtsで開発ディレクター(以降、開発D)をしている新見です。
2021年6月リリースの「IDOLY PRIDE」の開発に携わり、開発全体におけるスケジュールや品質の管理をしています。 本記事では、開発Dの役割について紹介をさせていただこうと思いますが、開発Dと言っても、会社によって役割の違いは様々であり一般的には断言できるものではありません。その上でQuaiArtsでは2022年6月に、開発Dに求められる役割の言語化を行いました。言語化に至った背景や言語化した役割の内容について紹介します。
2019年のQualiArts Advent Calendarでも開発Dの役割について紹介をしているので、そちらも読んでいただけたらと思います。 QualiArts Advent Calendar:開発ディレクターとしての役割
開発Dの歴史
QualiArtsでは、開発Dという役職が2015年に新設されました。 当時、ブラウザゲーム開発からネイティブゲーム開発へシフトしていく中で、今までに比べ開発規模が大きくなり、各職種のリーダーが1人で開発管理、品質管理、技術判断、チームマネジメント、スケジュール策定などを行うのが難しくなってきました。
そこで「開発管理」と「品質管理」に責任をもつ役割として、開発Dを新設しました。 各プロジェクトの状況によって、担っている役割は違います。
- 必要に応じてAPI実装、管理画面の実装、インフラ構築をする
- 必要に応じて画面実装をする
- 事業課題を把握し、事業の課題解決に向き合う
開発Dを新設してから約7年が経過し、今では開発全体のリーダーとして開発Dが浸透しており、プロダクト開発の重要な役割を担っています。