CEDEC 2025に登壇しました

CEDEC 2025に登壇しました

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CEDEC 2025に登壇しました

2025年7月22日から7月24日にかけて開催されたカンファレンス「CEDEC 2025」において、弊社から複数名が登壇いたしました。

CEDECとは

コンピュータエンターテインメント開発者を対象とした、ゲームに関する技術や知識を共有する国内最大級のカンファレンスです。 毎年3日間にわたって開催し、エンジニアリング、プロダクション、ビジュアルアーツ、ビジネス&プロデュース、サウンド、ゲームデザイン、アカデミック・基盤技術の7分野で約200ものセッションが行われます。

CEDEC 2025

モバイルゲームの開発を支える基盤の歩み ~再現性のある開発ラインを量産する秘訣~

QualiArtsではUnityを使ったモバイルゲーム開発において、再利用可能な機能を提供する数多くの社内プラットフォームライブラリを開発してきました。これらのプラットフォームにより、プロジェクトごとに一から機能を開発する必要性を減らし、開発品質と効率の向上を実現しています。

本セッションでは、プラットフォームの開発と活用における課題への取り組みについて探求します。プラットフォームの品質、採用、個人の専門知識への過度な依存の可能性といった問題に対し、QualiArtsの開発アプローチから得られた実用的な経験を共有します。

モバイルゲームで自動テストが効果を発揮するまで ~自動テストを「運用」するまでの組織のアプローチ~

昨今、ゲームに対する自動テストの導入が業界的に盛んになり、さまざまな活用事例やそれらを実現するライブラリやミドルウェアが登場するようになりました。

本セッションでは、QualiArtsでの自動テスト導入の経緯から課題と工夫点、実際の活用事例まで、モバイルゲームにおける自動テストの活用ノウハウについて詳しく解説します。自動テストを実際に「運用」するための組織的なアプローチと実践的な知見を共有します。

「学園アイドルマスター」のコミュができるまで ~制約の中で光る演出術と制作システムの工夫~

本セッションでは「学園アイドルマスター」のストーリーモード(コミュニケーション/コミュ)の制作について、アニメを見ているような物語体験の創造過程に焦点を当てて紹介します。

  • 創作プロセスと演出方針
  • 限られた時間で800を超えるストーリーを制作する際の課題
  • ワークフローと制作規程
  • 品質と効率を維持するために使用したUnityベースのカスタム制作ツール

モバイルゲームのストーリー制作において、大量生産と一貫した品質のバランスを取る洞察を共有することを目的としています。

「学園アイドルマスター」のバックエンドを支える基盤システムの仕組み

本セッションでは、モバイルゲームのバックエンド開発アプローチについて、以下の点に焦点を当てて議論します:

  • 高速でユーザーフレンドリーな自動コード生成ツールの開発
  • 認知負荷と作業時間の削減
  • 安定したゲームサーバー運用の確保
  • 効率的なシステム設計と管理ツールの実装

繰り返される仕様変更への対応課題に取り組み、開発者がコアゲーム開発に集中できる環境を実現する方法について、コード生成、マスターデータ管理、パフォーマンス最適化戦略を含めた実践的な知見を共有します。

著者

田村 和範のプロフィール画像

(Tamura Kazunori)

2015年にサイバーエージェントに新卒入社。QualiArtsにてUnityエンジニアとして複数のゲームの開発・運用に携わる。現在は、複数プロジェクトで利用可能な基盤の開発に従事している。

宇野 雅視のプロフィール画像

(Uno Masami)

2023年に株式会社QualiArtsへ中途入社。プランナーを経て、現在は「学園アイドルマスター」のコミュ制作進行や縦画面コミュのクオリティチェックを担当。

杉村 貴之のプロフィール画像

(Sugimura Takayuki)

QualiArtsにて、モバイルゲーム開発における3Dモデル仕様・品質ディレクションや、3D演出ディレクションなど担当。

山城 悠太郎のプロフィール画像

(Yamashiro Yutaro)

2011年に株式会社サイバーエージェントに入社後、フロントエンジニアとして複数のブラウザゲームタイトルの開発に従事。 現在はQualiArtsにてスマートフォン用ゲームアプリの開発に携わり、主にADV周りの開発やツールの作成などを行っている。

住田 直樹のプロフィール画像

(Sumida Naoki)

2018年にサイバーエージェントに新卒入社。その後、QualiArtsにて新規プロジェクトのUnityエンジニアとして開発に携わる。現在は、運用プロジェクトのUnityリードエンジニアとして従事。ゲーム・エンターテイメント事業部(SGE)全体のUnityの技術促進を目的とする横軸組織「Unityコミュニティ」の責任者としても活動している。

田中 広海のプロフィール画像

(Tanaka Hiromi)

2010年に株式会社サイバーエージェントにサーバーサイドエンジニアとして中途入社。その後、QualiArtsにてUnityエンジニアとして開発に携わる

鈴木 光のプロフィール画像

(Suzuki Hikaru)

2019年にサイバーエージェントに新卒入社。QualiArtsにて運用プロジェクトのバックエンドエンジニアとして開発に携わり、いくつかのプロジェクトを経験。現在は新規プロジェクトのバックエンドエンジニアとして従事。

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